職業病的腰痛の改善

職業が腰痛の原因であることは、男女問わずとても多いことです。
こうした職業によって発生している腰痛のことを職業性腰痛と呼ぶことがあります。
中でも増えているのが、デスクワーク中心のお仕事による腰痛です。

 

逆にデスクに座りっぱなしという環境は、腰痛になる原因をたくさん抱えているのです。
というのも、デスクワークは基本的に座りっぱなしです。
運動するどころか、立つことすらほとんどありません。

 

朝オフィスに到着したら、後は座って黙々と仕事をしている・・・という状態になるでしょう。
この「同じ姿勢をとり続ける」ということが、とても大きな負担になっているのです。

 

特に椅子に座った状態で机に向かっている姿勢は、腰椎の椎間板の内圧を高めることになります。
そのため、椎間板の一部に負担がかかり続けることとなるわけです。
こうして一部の筋肉の緊張が続くことによって、筋肉に疲労が蓄積します。
結果、腰痛の原因になってしまうのです。

 

デスクワークは短命?

最近では座りっぱなしは死亡リスクが高まることが分かってきました。
1時間座っていると、22分寿命が縮まっていくそうです。
考えただけで恐ろしいですね。

 

実際にそれだけ自分の寿命が短くなるかどうかはわかりませんが、動脈系の疾患で死亡するリスクが高まるそうです。

 

人間は元々動くことを前提とした体の作りになっています。
なので、ちょっとずつ動くことが大切だそうです。
じゃあ、ちょっとずつというのはどれくらいかというと、1時間おきに5分程度動くということ。
会社員なら、トイレに立つというのが一番いいでしょう。
そのついでに、ストレッチをしてみたり、大股歩行で骨盤を整えたりというのが、最低限できることかもしれません。

 

デスクワークの女性は特に要注意

最近では、パソコンを使った職業の方も増えてきています。
パソコン作業を連続して行うことは、ただ座っているだけよりも腰痛を引き起こす原因になることがあります。

 

ずっとパソコンのモニターを見つめ続けながらの作業は、目の疲れも引き起こします。
そのことが肩こりを引き起こす原因になることがあります。

 

肩の筋肉が緊張を起こすことによって、肩関節の動きが悪くなってしまいます。
こうした肩関節の不調が原因で別の関節に影響を与え、最終的に腰に負担がかかってしまうことがあるのです。

 

その逆も考えられます。
先に腰痛があることによって、肩こりが発生するパターンということですね。

 

両方で悩んでいる人は、どちらが原因で現状があるのかをしっかりと見極めて治療していく必要があります。

 

また、女性は男性と比較すると腹筋・背筋が弱い傾向にあります。
そのため、背骨にかかる力どうしても大きくなってしまいがちで、結果、腰痛になりやすい状態です。

 

女性は男性以上に腰痛予防を意識してデスクワークを行う必要があるのではないでしょうか。